「自然と触れ合える田舎に引っ越したい」

「あこがれの海の見える家で暮らしたい

だから家を売りたい!

ちょっとお待ちください!現実はかなり厳しいものです。

老後に家を売ってはいけないのはなぜ? 

老後に家を売ってはいけない理由を、お伝えしてゆきます。

■高齢者は賃貸住宅を借りにくい

高齢者は「新たに賃貸住宅に入りにくい」です。

別の住まいが確保できているなら話は別ですが、そうでないなら慎重になるべきです。

貸主(オーナー)が高齢者に賃貸住宅を貸すのをためらう要因

■高齢による事故や孤独死の不安

高齢者は健康面から部屋の中での事故や、孤独死のリスクをどうしても背負っています。

入居時には元気だとしても、住み始めてから1年2年で体調が著しく悪くなることも想定されるため、入居を敬遠される傾向にあります。

中でも高齢者の一人暮らしの場合は、もしもの際の発見が遅れやすいため、入居が難しい場合が多いです。

■金銭面での不安

金銭面の不安も、入居を敬遠される要因となります。

高齢になると退職をされて、年金での生活になっている場合がほとんどです。

年金での生活は十分な収入が見込みづらく、貸主(オーナー)側としては不安に思うポイントとなります。

年金以外の収入や貯蓄、家賃保証会社の利用などで不安の解消ができない場合は断られる要因となることが多いです。

環境の変化が心身の負担になる

生活環境の変化は、心身に不調をきたすおそれがあります。

長年かけて築いてきた人間関係は、とても大切なものです。
何気ない生活での近所付き合いや友人は、人生を豊かにしてくれます。

あらたな場所でそのような環境を構築できる保証はありませんし、できたとしても時間がかかるものです。

環境の変化に適応できなければ、思い描いていたセカンドライフとはかけ離れた暮らしになってしまいます。

■家賃の支払いは生涯続く

賃貸住宅は当然ですが家賃の支払いが必要です。

持ち家を売却してしまうと、この家賃の支払いを一生続けることになります。

年金が頼りの老後生活において、毎月一定の家賃を支払うのは大きな負担になります。

家を売る代替え案を考える

高齢者が家を売るリスクはかなり高いです。

他の方法も検討してみてはいかがでしょうか。

リフォームや改築による住環境の改善

今の家に無マンがある場合は、リフォームや改築を検討することも一つの選択肢です。

例えば、バリアフリー化やセキュリティ強化など、高齢者に適した住環境を整えることができます。

これにより、自宅での快適な生活を継続することができます。

賃貸やサービス付き高齢者住宅の選択肢

家を売らずに、賃貸やサービス付き高齢者住宅を選択することもあります。

これにより、手続きや負担が軽減され、サポートや安心感を得ながら快適な生活を送ることができます。

自身のライフスタイルや予算に合わせて、考えてみてはいかがでしょうか。

リバースモーゲージの活用

もし家を売る必要がある場合でも、リバースモーゲージなどの金融商品を活用することで、自宅を手放さずに資金を得ることができる場合があります。

リバースモーゲージとは
自宅を担保に生活資金を借入れし、自らの持ち家に継続して住み続け、借入人が死亡したときに担保となっていた不動産を処分し、借入金を返済する仕組み。

ただ、リバースモーゲージも注意点がありますので、専門家と相談しながら、自身の経済状況や将来の計画に合った方法を選びましょう。

賢明な判断を下すために考慮すべきポイント

将来の生活スタイルや必要なサポートの見極め

家を売るかどうかを決める前に、将来の生活スタイルや必要なサポートについて考慮することが重要です。

介護や医療のニーズ、交通や買い物の利便性など、自身の健康や日常生活に必要な要素を考えましょう。

将来の見通しを明確にすることで、適切な選択ができます。

家族や専門家の意見を参考にする

家を売る際には、家族や専門家の意見を参考にすることも大切です。

家族との話し合いや相談を通じて、自身の意思や感情を整理することができます。

また、不動産エージェントや金融アドバイザーなどの専門家の意見も参考にすることで、より良い判断ができるでしょう。

まとめ

高齢者が家を売ることは慎重に判断すべきです。

一度手放してしまうと元には戻せないのでで、熟慮して決断しましょう。

どうしても「売る」ということであれば、以下の転移は気をつけるべきです。

  • 住宅ローンを組まない
  • 将来のことを考えて転居先を決める
  • 地方への移住はよく検討しよう
  • 周辺環境をチェックしよう
  • 子どもたちに相談しよう

大切な家を売るのですから、老後のセカンドライフを楽しめるよう、それぞれの注意点をしっかりと把握しましょう。